フリーランスになったいきさつ
2018年8月31日、7年半勤めた会社を退職しました。理由は業績不振による人員整理、つまりリストラです。
入社したときには一番多くて7~80人いた会社ですが、気づいたら9人程になってしまっており、僕以外にも何人か一緒に辞めることになっていて、最終的には4人で運営していくことになったそうです。
ただ、幸いにも2018年の1月から、当時大幅減額された給料を補うために副業としてフリーランスでの活動も行っていました。若干仕事量は安定しないですが、定期的に案件を振ってくれるクライアントにも恵まれていたので、しばらくはこのような形で様子を見ていこうと思っています。
正直「フリーランス」だろうが「会社員」だろうが気にしない
個人的にはフリーランスという肩書に憧れは全くありませんでしたし、今もありません。
まずは妻と娘を食べさせていく、というのが先決なので、それがより良い条件で叶えられるのであれば、会社員だろうがフリーランスだろうが、どちらでも構わないと思っています。
イメージとしては、「フリーランス=時間に融通が利く、つまり家族優先にすることも可能」「会社員=時間の融通は利かないが安定」という感じなので、当たり前の話ですが、どちらにもメリット、デメリットはあると思っています。
フリーランスのWebデザイナーの本当の姿とは
今回人生で初めて組織に属さずにお金を稼いでいかなくてはいけない状況になって、現実問題、フリーのWebデザイナーってどうなのか?というのを調べてみました。そこでよく目にしたのが「フリーランスWebデザイナーの一日」みたいな記事でした。まあ、当然ですが悪いことなんか書いていません。恐らくブログ用に「良い瞬間」だけを切り取った内容なんだと思います。毎日毎日あんな感じで順調に生きていけるわけではないはず。どこかかっこつけているというか、みっともない姿を晒したくないというか。
楽天的な僕でさえ、会社に属していても不安や心配事なんかはありましたし、フリーランスとなれば全責任は全部自分にのしかかってきます。そこにはとてつもないプレッシャーがあるはずなんです。それなら自分がリアルタイムで本当のフリーランスWebデザイナーの日々を記していこう、そう思ってこのブログを始めることにしました。
個人で活動するにあたって立ち上げたサイトの中にもブログコンテンツはあるのですが、そっちは上でいうところの「かっこつけた」内容で、Webデザインの技術的な話だったり、音楽や本の話、家族の話がメインです。クライアントに見られたときのことを考えるとあまり変なことは書けません。
ただ、こっちのブログでは家族、他人に迷惑をかけない範囲で、フリーランスWebデザイナーのありのままの毎日を書いていこうと思っています。フリーランスでは食っていけない、と思ってどこかに就職するようなことがあったら終わります。
なので、来月にはひっそりと無くなっているかもしれませんし、意外と長く続いたりするかもしれません。
ちなみにブログのタイトルは、僕の大好きな一冊(名著!!)「一私小説書きの日乗/西村賢太」からとっています。
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